白炭と黒炭
木炭には、作り方の違いから大きく分けると
白炭(はくたん) と
黒炭(こくたん)
があります。
【黒炭】
作り方 400~700度の釜の中で焼かれたもの
炭化が終わると釜を密閉して、空気を遮断して消化する方法で作られた炭
主な材料 クヌギ 別名菊炭(茶道)
マングローブ(バーベキュー用)
ヤナギ(画材として使用)
写真はクヌギ 切り口が「菊の花」みたいでしょ
【白炭】
作り方 炭化の最後に釜の中に空気を入れ、1000度以上の高温にして真っ赤になった状態のまま
釜から出して「消し粉」と呼ばれる灰をかぶせて一気に冷ます
という方法で作られた炭
この消し粉が表面に残って白く見えるため「白炭」と呼ばれます。
主な材料 ウバメガシ 和歌山県南部 - 紀州備長炭
高知県 - 土佐備長炭
アラカシ 宮崎県北部 - 日向備長炭 などがあります
写真はウバメガシの紀州備長炭 表面が白っぽく見えます
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